久哲のお気に入りの歌一覧
虫武一俊
死になさいって渡されているこの縄をわたしは飾ってしまう気がする
50
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山本克夫
満員電車のなかで1Q84を読むひとよ 角が痛いのですが
10
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光源氏
君戀ふるめぐりの道もあらばこそ寄せてみだるる夜半の月かな
17
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光源氏
月讀の君が泪を余所に見て野邊の若菜をひとつ添へにし
10
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千紘
木枯らしに立ち向かいたる君の背に緋色に燃え立つ翼輝く
14
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たんぽぽすずめ。
本当の友ならきっと心配をせずに隣りへ座るはずです
6
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ケンイチ
身にすさぶ海風はなほ波浚ひカモメ舞ひたる薄空に泣く
5
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紫苑
大杉に灯ともれる頃キャンパスにメサイア流れ冬は来たれり
7
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じゃこ
わたし今しあわせすぎてお隣のお庭にできた柿もとらない
53
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じゃこ
うまい夢食わせてやりたい一心でひたすら眠るバク飼育員
20
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じゃこ
電気屋の展示品ライト片っ端から消していく妹のエコ
4
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じゃこ
世の中の全ての事象は五と七で構成し得るみたいだ。すげー。
6
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じゃこ
え!素通り?!目に入らぬかこの美貌!そんな節穴はチョキで一刺し!
6
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山本克夫
窓枠をみがいた午前 似合いの透明なガラス板をさがした午後
1
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紫苑
開け放つ窓より聞こゆる詠唱を悲歌とは知らず小声あはせり
12
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のびのび
一段づつ音と景色を確かめてきちんと階段を味わうのですね
3
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紫苑
静謐を求めつつ聴くチェロの音が響かぬ責めはただ我にあり
5
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詩月恵
君想い涙ひとつぶ溢れ落ち凍る三日月 白く鋭く
4
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山本克夫
才能をひかりのようにかがやかせあなたの春は逝ったのですね
11
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紫苑
冬薔薇なにゆゑ芽吹く過ちのゐたみはやがて身に降るものを
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