粕春大君のお気に入りの歌一覧
浅草大将
千代やちよ名もなき神の幾はしら太しき立てて護る国はも
7
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紫苑
ふつふつと家族を詠めるひとのありそはうたびとの通ひ路なるか
30
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河のほとり
身の果ては露となりても来ぬ人をまつ虫の鳴く浅茅生の宿
11
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芳立
はやばやと暮れゆくころはきのふにも似ぬまつ風のおとのみぞきく
7
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紫苑
あたらしき稔りにほほを寄するときそを造りたる手を思ひけり
17
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浅草大将
うつつにも今日あふろらや久方の天つ乙女の夜の羽ごろも
8
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芳立
しらつゆもおぼえざりけりあやまらぬ朝日が西にのぼりこむとは
16
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車男
職員の次々辞めるこの施設 生き長らえることもなからん
11
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恣翁
雪のごと 白く広ごる沙の上に 降り注ぎたる月 霜に似る
25
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浅草大将
今さらに何かいはきのけぶるらむ昔みいけの月はこころに
10
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春咲
日を重ね 色のまされる 松なれば 実もならまほし たちかるるまで
12
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浅草大将
立ちつくすわが身の明日はしら旗をいかで昔の色に染めてむ
7
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みなま
円なる今宵の月にきみをみるいかなるあかりも消せよこの夜
16
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へし切
鶏頭の花穂を立てて咲き誇る秋津の野辺を色あざやかに
26
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紫苑
あめ晴れのゆるりとせめぐ秋ひと日とほからぬ史に埋もれ過ぐしぬ
13
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芳立
けふふるとおぼえざりしを秋雨に宿りそびるるほととぎすかな
10
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春咲
紫陽花の めぐれる色を 愛でつつも 常磐の松の 心地こそすれ
9
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紫苑
ひととせを経りて変はらぬことのはに導かれつつ歌を詠みをり
16
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河のほとり
清らなる小百合の花のおもかげに浅茅が宿のなつかしきかな
14
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芳立
かりそめの夢よりさめてさらしなの世のあき風にそよぐ荻の葉
11
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