光源氏のお気に入りの歌一覧
幸子
さるすべり夏場の花を想像もできぬ赤紫の新芽かな
14
もっと見る
コタロー
百圓の無人の野菜市場では夕方までに殆ど賣れる
4
もっと見る
詠み人知らず
サーキュラを翻しつつくるくると恋の序曲を舞ふきみは華
16
もっと見る
灰色猫
まどろみの夢路に沈めば眠りいる己が己に刃を立てており
22
もっと見る
詠み人知らず
かすみゆく戀も愁ひもこのしたに花のにほふは萬歌の果てに
10
もっと見る
月虹
春告げる風が背中を押したから今日もあなたに逢いに来ました
21
もっと見る
煩悩
日時計の影が消えてしまう頃とけだしてゆく水の子午線
7
もっと見る
詠み人知らず
古に参勤の列眺めしか 街道分けて立ち並む欅
15
もっと見る
アガサ
山里に種蒔く途を選びしは 今世に叛く狼煙でしょうか
10
もっと見る
横井 信
小春日に 娘と歩く 梅園を 過ぎて聞こえる ウグイスは鳴く
12
もっと見る
秋日好
花びらのように降るのはぼたん雪まだ気が早いと全てを止めて
21
もっと見る
舞
懐かしの遥かな街の花便り思い出させる君恋す日々
8
もっと見る
ひろを
背の高き君に着せたし黒繻子のくるぶし届く長きマントを
6
もっと見る
アガサ
風神は春告草に諭されて かほり土産に山に帰りぬ
10
もっと見る
近江の人
北風に負けじと必死の自転車で遅刻の理由充分満たす
6
もっと見る
近江の人
早朝の野菜直売続々と売り手買い手も着膨れており
6
もっと見る
コタロー
花滿つる池の岸邊に寄り來るは群れたる鯉の優雅な泳ぎ
9
もっと見る
横井 信
明徳寺 オカメサクラが 見守りし 春の小川で 子供が遊ぶ
9
もっと見る
横井 信
青空に 掛かる架線を 飛び越えて 延びる白雲 思いのままに
11
もっと見る
詠み人知らず
歌唄う 泣き声に似た友の声 傍にいたいよ 離さないでと
6
もっと見る
[1]
<<
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
>>
[1187]