光源氏のお気に入りの歌一覧
西村 由佳里
車窓から眺める桜枝よりも地面に広がる薄桃の色
8
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行宮偏(仮之名)
表裏なる 期待と不安 二字のうち 改めあるは 一月ののち
14
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滝川昌之
花散らす雨に紛れて先行し餌場ねぐらを視るツバクラメ
21
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まぽりん
佐保姫の振る領巾なれや糸桜くる春ごとに咲きみだれけり
29
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幸子
歌の意味分からないけどなんかきれい未だに駆使する素人の勘
20
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横井 信
芽吹き出す若葉をそっと撫でてゆくひかりも風も華やぐ香り
27
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河のほとり
澄みゆけば常なき夢の世のほかに桜を風のさそふ空かな
20
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幸子
泣くことはわりと消耗することのやうだ泣けざりし二年を思ふ
13
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只野ハル
すすり泣く隣のベッドの付き添いの声を背にして病室を出る
19
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まぽりん
季はいま令き月なるぞ吹く風の和らぎ花の笑み初めし春
33
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松本直哉
花便りとどきにけりなたれこめて春のゆくへも知らぬわが身に
9
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石川順一
春雨は三日続けて降りにけり水溜まりには春泥の底
18
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アガサ
人をして浮かれ酔わしむ桜花 はよう咲け散れいづれも可なり
5
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滝川昌之
伯母の手を引けば力んで一歩ずつ霙の混じる春の墓参は
23
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へし切
うすらかに春の彼岸にはだれ雪なごりに降りつむ妹が奥つ城
23
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恣翁
艶やかに 雨に悩める海棠や 誘ふごとく 人待てるらむ
16
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横井 信
学び舎の 進む季節の 華やぎに ふとよみがえる 始まりの時
15
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山崎ふゆ彦
冬鳥が鋭く声を鳴き交わし入り江の町に秋が深まる
14
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小茄子
今年こそ 花の季節に 巡りあわん やまとごころが 浮き立つ帰国
8
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夢士
春彼岸白木蓮の風にゆれ冷たき水や洗う石塔
19
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