光源氏のお気に入りの歌一覧
千映
時ならぬ桜に雪が被さって帳尻合わす冬の決着
13
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うすべに
望月のひかりに花は燃えあがる 白い炎のゆれる静けさ
14
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夢士
春颯花は散る散る人も散る畔の桜は朽ち果て倒る
15
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KEN
木隱れに 春告げ鳥の 聲ひとつ 枯れ蔦からむ もののふの墓
21
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松本直哉
約束は藍色なりきさゆりばの知られぬ恋ぞ淵となりぬる
5
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可不可
火照りあふ素肌かくせよ花吹雪 このまま溺れて埋れてまでも
13
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横井 信
葉桜に変わる街並み ゆるやかな風にふわりと花びらは舞う
15
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滝川昌之
先輩と呼ばれててれる二年目の君がスーツに刻んだ自信
22
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青き銀椀
日の寒みひこばえに残る花あれば出づる葉もありないまぜにして風
12
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芳立
虫けらも朋と知るべし花のしたにわが身が骨とならむ折りには
8
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詠み人知らず
夜に観る桜歩道に沿って立つ残る花びら月を背にして
8
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つばす
花散りし小枝の先に緑の芽ライトアップで誤魔化せるよね
3
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幸子
茎伸ばし木質化して翌年も版図拡ぐる蔓ぞたくましき
15
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ななかまど
滝桜晴れたる空を望みおりプルシャンブルーの絵の具を絞る
14
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恣翁
混み初めし花見小路の 春の灯は 入相の靄に沈みけらしも
21
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詠み人知らず
法然院手水に浮かべし椿をば佛の前にも散華されたり
9
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詠み人知らず
本尊の藥師如來の前に立ち はらはらはらとひとり泪す
10
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詠み人知らず
窓を打つ春の嵐に散り急ぐ花はうすべに平成桜
16
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うすべに
老いてなお闇に燃えたついろ艶に 夜風に揺らすうすべにの髪
16
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デラモルテ
滿開の櫻は散るや晩春の雪降り積もる清明の夜
13
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