光源氏のお気に入りの歌一覧
KEN
きのふより すずろに細く 風渡る 花降る朝の ひよどりの聲
17
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横井 信
降り出した雨の香りに包まれて春の花咲くあぜ道を行く
20
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舞
秘めしままひと夜契りもなきひとに卯の月の花咲くも哀しく
11
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灰色猫
春のゆく萌ゆる青葉の桜枝に別れを告ぐるうすべにの雨
25
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秋日好
左岸より仰ぐ鐘楼薔薇窓のシテ島景色は夢と崩れて
27
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まぽりん
世の愛づる花に負けじと天霧らひ風に競へる春の淡雪
25
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夢士
葉桜となりて愛でらる老木よまた来る春を忘すること無し
18
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リクシアナ
古都の梅また一年と散りにけり病の床にも春来たりなむ
24
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詠み人知らず
晩春の陽気に誘われ薔薇の若葉くれないに萌え庭のはなやぎ
11
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可不可
花筏どこまで流れ下るやら 波うちぎはに桜貝とか
12
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新座の迷い人
満月を 眺めて昔 忍びては 若き想いで 蘇り来る
12
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新座の迷い人
山茶花の 密を求めて くるメジロ 霞網にて 捕れえる子供
14
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詠み人知らず
海からの風にあおられ納骨の白き細粒風花と舞う
12
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浜名美和
わからんと君が放ったことがらをさがしにいったままの夕ぐれ
5
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浜名美和
にごらぬようにごらぬようにわたくしの色がことばにしみないように
6
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詠み人知らず
足元に雪敷き詰めて春知らず裸木のまま曇り空突く
7
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青き銀椀
外に出でて花のひとひら映ゆる月は雲に隠れぬ十三夜哉
13
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横井 信
花びらが敷き詰められて立ち止まる霞む夕陽の春の堤防
18
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藤久崇
降り敷きて 春の襲の 目黒川 千代に染み入る 柵の花
19
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灰色猫
始まりも終わりも知らず懸命に忘れ去られる今日を生きてる
22
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