光源氏のお気に入りの歌一覧
千野鶴子
あといくつ私は歌に出来るだろうこの風景をこの感嘆を
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浅草大将
うつし世に人のかがみと立つ君よ磨く月日はやよも忘るな
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浅草大将
死をえらぶしなぬを選ぶそれぞれの重荷おもへば言ふの軽しも
8
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野々花
想い出の中を彷徨う悲しみは取り残された涙の欠片
19
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野々花
長い影踏んでも踏んでも鬼になるひとりぼっちのかげふみ遊び
28
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仁奈
母の腕の中で眠れ幼き子空の色など知らないままに
13
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深谷真雪
雨音の一つひとつを聴きながら自分の罪をかぞえる真夜中
12
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葵
今人の 渇いた風情 目の先に 梅花の香り 知る人もがな
7
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滝川昌之
壮大な墨絵のような雨雲が水平線から浜を窺う
18
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石川順一
原文の朗読を聞く古事記から神道の意味すめらみことが
13
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舞
その辺で気まぐれに買う安菓子に華やぐ妻の頬桜色
16
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舞
止まらなきゃ何時か着けるよ一歩づつ歩み歩めばたとえ転べど
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灰色猫
冷めてゆく想いをレンタルしあえたら恋はふたたび燃えたでしょうか
22
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吉野 鮎
眞白なる白玉椿しかと咲き鶺鴒のこえあかときを透る
12
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へし切
知る知らぬなにか応えのあやなきを人にこころのなきが故なり
16
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恣翁
忽ちに 春未だ浅き日の暮れて 闇の沁みなむ奥を訪はまし
20
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横井 信
雨音を 数えるように 聴きながら 路線橋に 咲く傘の花
15
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紫草
窓際の対の兎の立ち雛の細き面に夜の月の射す
18
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秋日好
携帯が洗濯機の中廻ってるこのままふて寝してしまおうか
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アガサ
木蓮の花影揺れる窓辺は 白い静寂 猫と私と
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