ケンイチのお気に入りの歌一覧
千紘
豆ひとつ日が長くなると義父の言う冬至よりも十日程前
6
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たんぽぽすずめ。
初雪の新宿駅の隅っこの雪だるまには眼鏡が似合う
13
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山桃
風なくばかくも仲良き鴛鴦のつかずはなれず月と雲ゆく
2
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さる
孫らみな 集ひ来たりて われ迎ふ 退院祝ひと 鍋囲むなり
21
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瀬波麻人
この部屋にはてんとうむしを閉じ込めてあるからこれはひとりごとじゃない
15
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紫苑
唐茄子の黄いろを見せし四半分ひと少なとて町春めけり
6
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村木美月
交差する思いの丈は真冬日の静かな雪の積もるごとくに
12
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ほたる
曲線に空を引き裂く寒月の匂いに満ちた漆黒の夜
9
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まるたまる
ギャグだよね腕を広げて走り寄り抱き合うはずがすれ違ってく
2
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リンダ
澄みわたる湖のそこ鳴きもせず攪拌すれば泥に住む魚
7
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ほたる
微熱持ちふるえる霜枯れ時の午後 落ち葉のごとく君を恋する
9
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まき
しあわせとほんのすこしのふしあわせ年賀状にて連名になる
9
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光源氏
わすれ草戀しき人を憂ふほど思ひはいづくしるべならざむ
22
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竹本未來
あてのない悪意がそっと舞い降りて傘もないのでじっとしている
12
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螢子
スイトピー黄や橙に染められて人間色に揺れる花びら
8
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恋花
0票の歌は届かなかったけど宛名を忘れていたのだろうか
7
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卯月
水墨の世界のやうに降る雪が全てを白く白く塗り籠む
2
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紫苑
冬空の無垢な残酷なべて拒み吸い尽くすほど底なしの蒼
11
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まるたまる
オリオン座あたりの風がごうごうと鳴っている明日はもっと寒くなる
4
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ましを
しんぞうのばしょをおしえるだけのこと わたしのこいはここにおります
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