詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
自分とは 何者なのか 問いながら 絵筆走らせ 描く自画像
25
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只野ハル
病院に両親残し薬局へふたりでいるから少し待てるね
15
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へし切
こころ置き 情けに流れ 意地を張る ただ過ぎたるは角が立つかな
21
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舞
景品で貰いくる鉢名も知らぬ花二つ三つ妻と親しむ
16
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詠み人知らず
寒さとは刈田に残る水のこと 里に小雨が 降り続くこと
15
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只野ハル
泣いているのは誰だろう大粒の雨が空から零れて落ちる
13
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只野ハル
寝付かれず追加で飲んだ眠剤が朝の頭の中にまだある
14
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舞
木枯しに身は縮めつつその影は夕餉の灯り我が家へ伸びる
15
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リンダ
褐色の肌持つ人に抱かれてバンドネオンの音に震える
8
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芳立
冬ちかき御寺の軒をうつ雨の音をきけばぞこころせはしき
10
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コーヤ
早朝の紅葉降る道明るくて小鳥の声も空へと抜けて
10
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へし切
気まぐれな風に戸惑ふ風見鶏 きょうは南へ あしたは北へ
21
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大さん
金木犀 北のこの地に無いと知り練り香水で君の香を知る
18
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たんぽぽすずめ。
一輪の桔梗に我の名を付けて励ます風の寒き朝なり
21
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恣翁
貨物車は 白日の下 我が罪を載せて 犇めき過ぎりたるかな
18
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舞
はにかみつ異性の友と語りゆく学生たちの街は華やか
16
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あまおう
体温と同じ気温と言うけれど きみはも少し ひんやりしてる
33
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リンダ
ミスドにて涼を求めてかき氷、納得できぬ父をいさめる
4
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芳立
三度目の熱帯夜にもブラウスを脱がないでゐる君のしぶとさ
14
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falcon
他の国の戦争に出づる若者の親は問はずや九条の意味
9
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