詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ラベンダー
ふんわりと 優しく強く 飛んでゆく とんぼ乗る風 稲穂を揺らす
24
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夕夏
ほんとうになにがほしいかわからずにわすれられないあなたがいまも
5
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秋日好
日没を見送る窓と傾いた月過る窓 間に私
17
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灰色猫
苔の生す原生林に息づいた滔々巡る水脈を聴く
19
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コタロー
夕闇をランダムに翔ぶ蝙蝠のベクトルの先何處へ向かふか
8
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芳立
照り尽きぬ光ありけりうつしよの人の心の闇ふかくとも
9
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石川順一
バスタブの縁を蚊が行く翌日にお湯に塗れて死んで居ました。
20
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舞
家毎の魔法があってあふれ来る香りのなかに「美味しくなぁれ」
8
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リクシアナ
街道に紅き尾花の帯述べて雲の衣の月に捧ぐる
25
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秋日好
乳白のお湯は隠すか響動くか紅葉の向こうに具現すオリオン
20
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灰色猫
あずきバーお前が生まれた故郷の大地の話を聞かせておくれ
5
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KEN
いにしへの神のたたら場朱に染めて秋の巫女たち白霧と舞う
19
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inosann
選別で大中小に分けられて解体されたような党あり
20
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falcon
かよわきを合わせて挑む乾坤の一擲知らずもその意気やよし
14
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秋日好
髪の毛を少しふっくら見せたくて短髪にする五十路過ぎてく
15
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あゆか
栗だけを食べても栗が終わらない栗にちょっぴりお米を混ぜた
14
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コタロー
休日の昔ながらのこの町は庭先掃ゐて朝が始まる
16
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へし切
秋の日はつるべ落としに暮れかかり虚ろな日々の欠伸を笑ふ
31
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inosann
艱難の大なり小なりあるけれど乗り越えてこそ今があるなり
26
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あゆか
キッチンにキュウリ七本畑からとったばかりでトゲが生きてる
16
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