佐々一竹のお気に入りの歌一覧
浅草大将
空と海が入れ替わるのだと信じてた水平線の向こうの世界
11
もっと見る
只野ハル
遠くから届くメールのおかえりに灯りを点けてただいまと言う
14
もっと見る
山桃
冬銀河渦巻き散らす風花にひとひらまじる寒咲きの梅
14
もっと見る
白亜
読みおえた本をぱたりと閉じるとき 句点としての雪のひとひら
19
もっと見る
紫苑
蒼穹や波頭きらめくこの海のかなたに刻は液化してゆく
8
もっと見る
紫苑
カーテンの僅かな隙ゆ忍び寄る霧に一人は独りのままに
3
もっと見る
村木美月
会いたいと会いたくないの境目で迷っていますどちらもつらい
14
もっと見る
詠み人知らず
鍋底に焦げ付いたのは幾度(たび)も温ため直した私の思い
13
もっと見る
浅草大将
草まくら旅のゆかりもたち難くむらさき匂ふむさし野の朝
12
もっと見る
市川ありさ
冷静になれば馬鹿げた恋でしょう日なたでとけていく雪だるま
24
もっと見る
あそびくも
待つことの切なさよりも帰る人ある喜びを噛みしめる夜
18
もっと見る
リンダ
時として武器にもなると知るゆえに歌は心を伏せて伝える
12
もっと見る
みやこうまし
冬しぐれ過ぎし晴れ間に鳥の声聞きて春めく御所の梅林
17
もっと見る
悠々
凍蝶のいつまでつづく死のをどりわれも唄はむいのちのかぎり
23
もっと見る
あそびくも
まどろみの罠は手枷か足枷か冬の布団に飲み込まれてる
13
もっと見る
薫智
三日月が笑顔の口に見えたからなんか明日も頑張れそうだ
11
もっと見る
悠々
詠む歌の多さにおもふ君たちのそして私の孤獨の量を
44
もっと見る
紫苑
薄氷を踏む足どりで地下鉄のきざはし降りる風邪気の朝
6
もっと見る
あき
よく聞いて わたしこれから出てくけど5秒以内に追い掛けてきて
28
もっと見る
七色コイン
好きですと言えていたなら今頃は夫婦になっていたのでしょうか
18
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[76]