山科嶺子のお気に入りの歌一覧
じゆん
ほんとうに、ほんとにいいの?と念押され、よかったものまで駄目になってく
16
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山本克夫
へいわとかしったこっちゃないしその辺の鳩にくれてやったわ
8
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卯月
オリオンを見上げてごらん明日にもベテルギウスは亡いかもしれぬ
4
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庭鳥
人まばら始発電車の赤シート休みボケ乗せ都心突っ込む
7
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紫苑
今もなほ淀まづ歌ふ外つ国の恋歌のゐたみを幼なは知らず
9
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犬飼信吾
きみに似て意地悪だから神様はきっと猫科だと決めつけておく
12
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久哲
「愚弄する気かこうなれば貴様など刀の錆びにしてくれる」のね
5
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後藤郁弥
傷なのか傷跡なのかわからない痛みにそっと触れる午前五時
2
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のびのび
中指で耳を塞いで目を閉じる銀河の声を受信するため
4
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山桃
ひとり来て木の下闇の淡雪に藪柑子の実赤き元旦
6
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紫苑
水底に抱き合ふ腕のひとつありてどこまで蒼き冬のみづうみ
38
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じゆん
ワープしてふとんの中に帰りたい 寝返りとかもうすごく打ちたい
8
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久哲
ああ これは確かに記念コンテスト(以下は戦時における抹消)
4
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田中ましろ
もふもふと踊る子猫があらわれた! たたかう・じゅもん・どうぐ、どうする?
3
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詠み人知らず
長持ちはしない今を生きていて腐りかけの過去を隠すの
5
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新田瑛
「あたし、乱視だから」と言って世の中が見えないふりをするのだ、君は
4
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ことり
からっぽの鳥籠の向こうでこまぎれのひなたひかげがしんと冷たし
7
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下地杏
前髪を切り過ぎたなら伸びるまで夜が更け過ぎたら朝になるまで
14
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シュンイチ
親戚の喪中ハガキが控えめにポストのなかで死をしのぶ朝
10
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沼尻つた子
わたくしのお通夜で泣いてくれるひと羊のように数えて眠る
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