山科嶺子のお気に入りの歌一覧
ゆびきゅ
与えられた平和と自由を食べ過ぎて 前頭葉についた贅肉
33
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トーヤ
持っていた翼は雨にうたれたの二本の脚はすごく不確か
10
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卯月
今日もまたひとりの家に近づけず本屋をいくつ彷徨うつもり
67
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トーヤ
ごめんなさい今日という日を雄弁に語る一言じぶんがきらい
13
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山田杜魚
嘘が罪なのではなくて最後まで嘘を吐き通せないのが罪
16
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光源氏
限りあらば我が古里に散るものを心殘りの春の山風
20
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トーヤ
口にしちゃ駄目だと強く思い込むおもい呪縛につぶれそうです
16
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安奈
下品だと訴える私本当は上品なんて何も知らない
5
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紫苑
石ころのごとく喋らぬ白日に抱く殺意をいづこへ向けむ
11
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まるたまる
世界一嫉妬深くて強欲な鏡の魔女になります今夜
19
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でくのぼう
錫いろの穹にひろがる戀音色紅花咲きし春は終はりて
12
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恣翁
父母が暮らし 我生まれたる 地の春は 變はらぬ樹々の 盛りなりけり
29
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光源氏
果てもなき時の流れに涙して花は花なれ人も人なれ
44
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詠み人知らず
目覺めれば庭のいちごが實をつけて赤き實二つ父母に供へし
25
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トーヤ
地図で見て遠いところと思ってた今はそれよりずっと遠くて
4
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でくのぼう
なみだ雨櫻散りそめ桃色にあなた戀しく花筏かな
16
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トーヤ
もういっそ番号も機種も変えようかとある周期に気がついた夜
6
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詠み人知らず
二時間の恋にあなたを利用して帰るわたしにふるさとはない
6
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トーヤ
一分はどんな時でも一分で冷たい風が吹き付けている
3
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たんぽぽすずめ。
ミスをしてへこんだ時は雨空の方が悲しいはずとつぶやく
11
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