まるたまるのお気に入りの歌一覧
紫苑
ひとときの身ぬちを浸す天の川溢るるほどに君し思ほゆ
11
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七色コイン
しゃがみこみ名もなき花を愛でるなら僕の心は君だけのもの
17
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芳立
あきたらぬ夜をかぞへてながつきの月かげばかり満たしぬるかな
15
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でくのぼう
いまもなほ野原に刺さる漁船あり荒野の村に女郎花咲き
18
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七色コイン
冬に言う きみはゆっくり 来てくれよ 冬が答える ままならぬこと
16
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ケンイチ
かへりゆく道に恋しき旅空よ覚めておぼゆる夢とは知れど
15
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ケンイチ
オリーブを揺らしていつか吹く風になれ僕たちの夏ひとかけら
10
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三沢左右
月見れば同じき夜を過ごすてふ君がことばぞたのめたりける
22
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ケンイチ
ツンデレと云ふことにする吾の居れば常に隠るるかなしき月よ
8
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芳立
巻き舌の北京訛りもわろからぬ小姐よわれもしばし漢びと
9
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紫苑
結ぼれてつかのま立てる陽炎に蚊帳ゆらぎけり一掬の夢
6
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芳立
荷は負つて心ばかりは六分の一の音符をつらねていかう
6
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ケンイチ
朝もやの裏路地に行き互ひたる娼婦の影を後ろに追へば
12
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芳立
たえぬ瀬の音にはきかずあき雨をあつむるほどに涙あふるる
18
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氷魚
その口が友情などと語るのを許せなくってくたばれと言う
10
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ケンイチ
愚かなる夜と云ふなよ一夜ごとちひさき星の影をも集む
15
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紫苑
我去ねば独り夜を楽しまむてふその唇のぬくみ寂しき
9
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たんぽぽすずめ。
草苅りの戦も終えて安らぎぬ獣の我へ土砂降りになれ
11
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三沢左右
肉厚のあなたの耳の裏側にほくろを撫ぜる指の擦り音
17
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三沢左右
みけ猫の丸き背中の毛を焼きて冬を深むるちひさき炬燵
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