詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
君にこそ 恋ひしきふしは覚えつれ したふ柞に影をかさねつ
13
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音弥
芸術を隠れ蓑にし殺人か事実の中の真実はひとつ
6
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茂作
久々の遠く住む子と食事會 幼い頃の仕草殘れり
15
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横井 信
新しく踏み出す路は見えなくて鬼は笑って来年を待つ
10
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へし切
年ふればふるさと遠くなりにけり 如何に在ませし老いし母刀自
15
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滝川昌之
巣篭もりの日々のドングリ集め終え山栗鼠たちは早や夢心地
18
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きくゑ
焙煎の燻り鼻先かすめおり空耳聴こゆ引く豆の音
4
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御宿川蝉
天草の教會堂の佇まい つなぎし歴史の心を偲ぶ
12
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音弥
しらたまの歯に沁みとおる秋の夜の酒賑やかに友と呑むべし
14
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茂作
お大師に會ひたきと云ひ四國路を 巡りし友は常世に逝きぬ
13
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横井 信
晴れわたる空を見たくて目薬で気分を変える朝のひととき
10
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さいおん
秋去而 由原乃芝乃 刈根尓波 亦茂繁茂 吾恋居者
6
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さいおん
吾背子乃 面変不為 形見而 恋曾益而 弥茂苦茂
6
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さいおん
射干玉 夜明去者 峨奈杜 幾許騒 暁烏鴨
3
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滝川昌之
街中にカボチャの装飾置きまわれ宵闇早く放つコウモリ
11
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茂作
かずかずの犯せし罪を見破りて 怒りの仁王吾を見下ろす
12
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横井 信
動き出す列車の音のこだまする雨の気配のたれ込めた雲
10
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さいおん
久方 雨勿零祢 勿零戸 念者悲茂 吾哭濡
6
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さいおん
吾屋戸 煙立乍 久方 此日雨 背者将偲
5
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さいおん
日渡 多尓勿落 此雨 宇山坂 背勿濡曾
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