葛城のお気に入りの歌一覧
名鈴
愛しき汝の 宿る西より 吹き来れば 冷たき風も 懐かしきかな
25
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ひげじぃ
過ぎし世の五右衛門風呂は錆びつきて歴史の館にぽつんと坐せり
8
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へし切
貧困になるかならぬか 親ガチャと 諦め顔に 若者は言ふ
14
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桃山
裏起毛スキニーだけでは心配でタイツまで履きちょっとそこまで
10
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橘
追い打ちをかける曇りの空の下早い黄昏街を覆いぬ
13
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朝比奈
歌詠みの各々にあるスタンスと尊重すべきポリシーを聞く
19
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び わ
大銀杏天に向かって堂々と寒さに耐えて勇士ここにと
8
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舞
やすらかな妻の寝息を肴とし酌む苦酒の良きひとよかな
7
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名鈴
旅居する 夫が消息 はつかにも 聞かせよ空を 渡る鳥ども
20
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朝比奈
帰り花日毎に咲きし花園の夢覚めざるに胡蝶かえらず
14
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音弥
時間でも日でも週でも月でもなく年単位での終息を待つ
12
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橘
ティータイムカップのふちを輝かす金の西日に暮れる一日
14
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つばす
秋深しもみじ舞散る能舞台 眼を閉じれば敦盛聞こゆ
7
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名鈴
誰がために 紅葉の錦 さやかなる 君有らばこそ 甲斐甲斐しけれ
15
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舞
通学す制服の子ら日の陰に踏まれて赤き山茶花の花
4
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朝比奈
冬薔薇ちいさき朱赤のくちびるの乙女にも似て可憐なるかな
10
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桃山
変わり目が体にこたえ風邪模様夫のすすめる御粥に癒され
10
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名鈴
曇り夜の たどきも知らず 言い掛けし 言の葉闇に 消え静まれり
23
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音弥
生きの良い物と聞けども形と色どうにも食えぬ冬の生牡蠣
11
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ななかまど
霜月の穏やかなりし日々のなかオミクロンなる影ゆらぎ立つ
10
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