葛城のお気に入りの歌一覧
紫草
魚撫ずるように指もてほのぼのときみの背骨に触れる夜あり
15
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朝比奈
夜をこめて降り継ぐものか風に舞う霏々たる雪の静かなる暮れ
13
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名鈴
待ちながら 雪気に曇る 空仰ぐ 一人身にしむ 冴ゆる北風
20
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音弥
チキン焼きオードブル作りワイン開け目でむさぼれば取り敢えず ごち
15
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桃山
窓の外横に流れる雪模様昨夜の冷たさふと思い出す
14
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へし切
Tokyoの五輪の闇も明けぬまま 冬季札幌 懲りない人達
14
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音弥
駈け廻るサンタクロースしまいには疲弊のトナカイせなに背負いて
17
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KEN
夜一夜に 荒び疲れて 雲鬱ぐ朝 もづ共に 負けじと騷ぐ 童らの聲
12
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橘
世の中を同じ生きるに憚らず人は踏み台人は梯子と
12
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トウジさん
凍雲の去りし日和はかつがつに年の瀬重ふ雲行き怪し
8
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へし切
聖なる夜 ひとり祝うか コンビニのショートケーキに ユーミンの歌
17
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ななかまど
三回目接種を急ぎするという重き課題や生きるというは
11
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里香
降りたての 雪やわらかく 手の中で さくさくキュッキュ デコボコうさぎ
13
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朝比奈
岩を打ち砕くがに見ゆ波の花の柵崩る冬の北海
11
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横井 信
ひと歳の風を感じて早朝の痩せてく月を見上げて歩く
11
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KEN
風に尚 夕星家の灯 羨しきろ 時の瀬波に 浸る岸はも
11
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茂作
いとほしや嬰兒に添ふ母のごと 老婆は冬菜を飽かず見つめる
19
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び わ
声がする遠くの方でギャーギャーと近づき見れば五歳の友が
5
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舞
羨ましくも吹雪の道を乳飲み子の母のみ胸に抱かれてゆく
14
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千映2
大きめの南瓜冬至の前の日も食べて乗り切る支度は万全
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