出羽守のお気に入りの歌一覧
トウジさん
軒先に数多の赤き実粉吹きて思い包むもかき分く暖簾
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舞
ありふれた祈りとしての夕飯の膳と妻とに「いただきます」と
8
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さいおん
今日茂恋 公波連無 振舞乎 吾乃念波 不及斗知
7
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艸介
やる気出ず 出す方法を調べても 結局無為に読み流してゐる
10
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橘
薄れ日に風花の舞う東山暮れ行く帰路を一人辿れば
13
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桃山
詠いたい歌を詠えぬもどかしさ投げ捨てて消えてしまいたくなる
10
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さいおん
事繁 用数多成 師走乃日尓 心亡乎 忙将云
10
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横井 信
枯れススキ揺れる河原をとぼとぼと歩く背中に近づく気配
10
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ななかまど
少しづつ形を変える雲のごとわれ追いかける歌の影あり
10
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半格斎
いつもなら白き野面も冬の陽の やわき日影に枯れ姿見せ
11
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桃山
儚いと喩えにありし淡き雪瞬くうちに消えて残らず
11
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波端
枝の音に仰ぎて見れば日を受けて白き羽裏の梟は去ぬ
12
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橘
遠山に白く影さす雪脚はまだ気紛れに足踏みをする
12
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白瀬
あれ雪だ、窓辺曇らすひとりごと頭の日めくり慌ててめくる
9
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ななかまど
目が放つことばは誠かたりたり顔半分をマスク覆えど
10
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夏深
不意を打つたった一言ありがとうのメール埋めてく途切れてた時
9
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雨夜
久方の鏡の奧の階に 囁きそよぐ異國の音
15
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KEN
冷え入れば 木末の百舌鳥音 尚高く 天の泪を 誘ふほどにも
9
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さいおん
恋念 情聞命聞 削失而 心亡乎 忘将云
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音弥
朝増しと言うは何増し昼増しも夜増しもあるか増すは善き哉
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