橘のお気に入りの歌一覧
葛城
人間の留守を狙って入り込み我が物顔に臭気をばらまく
14
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朝比奈
燦爛たる紅の色も荘厳に人足絶えぬ午後の参道
13
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舞
土塊に魂込め造る縄文の土器には残るひとの営み
10
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名鈴
門出より 日に異に君は 遠そけり 今は何処の 旅の空かは
20
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葛城
あると来てみれば何処にも見あたらず失せて寂しき冬茜かな
11
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桃山
冬来れば春も近しと期待する気持ちも今はうわの空かな
10
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音弥
小春日の溢れるベランダ占領する花々の苗と嫁のデカケツ
8
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名鈴
思ひ余り 涙耐へざる 閨の内 如何したると 問ふ人も無し
22
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桃山
久々に集まりし顔のなつかしさ祖母の傘寿を祝うよき日に
11
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音弥
命尽き捜査息子が完了す事件解決半世紀要す
9
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詠み人知らず
さ並びて 駒をはなむけ 西国へ 太刀弓とりて 追い退く行かむ
12
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音弥
嫁が好く芋クリ南瓜は食い飽きてマツタケだけは飽くにも無縁
12
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朝比奈
川岸に冬の夕日のさしやなぎ枯れうらぶれる影ぞわびしき
14
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桃山
コワカワの白衣のオバケ吊るされて揺れるがままの冬のたそがれ
12
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音弥
裏道の芋畑から声をかけて能弁婆は我を離さず
9
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音弥
ルックスは精悍にして荘厳なるアウディ出現世を席巻す
11
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朝比奈
僅かずつ冬めく風に染まりゆく銀杏ゆたかな枝を揺らしつ
12
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音弥
もこもこのソックス履いて鼻すすり炬燵出そうと嫁はせっつく
13
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朝比奈
遠方の友訪ねくる冬の日のこよなく美味き酒の温さよ
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葛城
廃材を割りてまとめて積み上げてこう暑くあれば暖炉は無用と
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