みをつくしのお気に入りの歌一覧
ななかまど
憂きことのじわり近づくここちして北の都の疫病の数
8
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名鈴
心有る 人と頼みて てだれさへ 君を片方に 置きて放たじ
10
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横井 信
枝先に遊ぶ小鳥の歌声に踊る落ち葉の冬のはじまり
11
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名鈴
冬立ちて 雲居に響く 盤渉調 奥床しき音 雁立ち寄らす
12
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滝川昌之
山からもこちらが綺麗に見えますか澄んだ空気に見上げる吾が
13
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ななかまど
縁側に柿が一つの日暮れ来る父の記憶をたどる秋の日
9
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ユキ
鳥の声 霞む岸辺に 揺れる船 差し込む朝陽 トーストの匂い
3
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名鈴
何もせで 居るべけれども 何もせで 居るはつらくて え長く耐へず
5
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び わ
絵本観る手話で表現何時の日か実現めざし策を考え
4
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横井 信
曇天の雲の隙間の薄明かり鳥は飛び立つ初冬の夜明け
10
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千映2
コロナ禍の静まり待てぬ吾の気持ち両親の居る墓に立ちたし
3
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うすべに
にぎやかに朝の刈田のむらすずめ 稲孫ゆらせて落穂を探す
6
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名鈴
めでたき食 言ひ語らひて 食ぶばかり 人幸ふる 源ぞなき
4
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只野ハル
日が暮れて暗くて寒くヨレヨレのゴールとなってビワイチ達成
7
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滝川昌之
洗いもの苦にはならぬとクリームを塗る妻の手に霜降るなかれ
12
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ななかまど
老い人になりゆくわれに戸惑いてしばし見入リぬ朝の鏡に
6
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萱斎院
なびきかねいさよふ荻の穂に出でて あきの行くへぞ月に言問ふ
8
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草木藍
すすきの穗風にそよぎて銀色に波打ち光る晩秋の野に
9
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び わ
朝起きて家内の一句心待ち今日の勇気のサンタクローズ
4
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KEN
花も葉も 風に委ねし 相なれば 悔い無く燃ゆらむ 櫻のもみぢ
11
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