みをつくしのお気に入りの歌一覧
灰色猫
燃やされて仕舞うのだろう紅葉に想いを込めた手紙のすべて
10
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灰色猫
背が伸びるたびに世界が窮屈で破壊だけしか道がなかった
6
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灰色猫
本心を晒して生きる勇気など持ってないから歌うんだろう
10
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草木藍
それぞれの喜怒哀楽を受け止めて送り迎えし線路は消えゆき
6
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河のほとり
四方の野にもみぢ誘ふかさらでだに秋はゆくへも知らぬ心を
11
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河のほとり
ともし火よ消えぬ間は明日知らぬ紅葉の色を闇にまかすな
10
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ななかまど
軽きおと布団の中にまろびくる秋が冬へと転がす枯葉
10
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名鈴
親族とは 強かる絆 然かあれど 解くか結ぶか 定められぬや
10
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び わ
一二三お手毬相手手の運動家内がくれた遊びに興じ
5
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KEN
庭先に 小春日和を 留めけり 時雨を彈く つわぶきの色
11
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灰色猫
猛禽の爪に裂かれる雛鳥の死にゆくまでの夢を見ないか
10
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横井 信
山茶花のつぼみ膨らむ垣根からやさしい鳥の歌が聞こえる
10
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谷村思亜
凍て月に 流す涙のゆく先は 永久に凍れる深き湖
6
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トウジさん
こころよき遊園といえど限りあり百歳として半世紀なし
4
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滝川昌之
焼売をシウマイと書く横浜の異国情緒はそんなところに
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ななかまど
マスクして人混み行けばぎこちなく裡なる憂い空に放てり
11
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水紫
針の音母の縫い物部屋の時計微睡み誘う懐かしき夢
2
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草木藍
ありがたしボタンひとつで沸くお風呂ぬるき五右衛門震えし昔
3
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名鈴
お金には 換えられないもの 失くしたり 返したりして 人は生きてる
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灰色猫
貧困に苦しみながらも募金する子供の笑顔を絶やさぬことを
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