弥栄成就のお気に入りの歌一覧
名鈴
夕まぐれ 心の做しか 君の声 簾揚げ探す 恋しかる顔
12
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ながさき
「これほどの 悦びをば わらへかし」 悠然として 死地におもむく
9
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トウジさん
蛙どの同じ道なら灼熱の 大地選ばず小川に託せ
6
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ななかまど
鳥海山入道雲を背に負いて美しき姿を海に描きおり
14
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滝川昌之
好かれたと踊っていたのは勘違い酢豚の皿に残るパプリカ
17
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みをつくし
豬鍋に寒天椎茸凍み豆腐 栗「銀寄せ」に酒は「秋鹿」
21
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樟明子
外に出る億劫な日々コロナ禍で誰かと會へば心彈みぬ
5
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うすべに
振り絞るみんみんぜみの叫び声 どこ吹く風と夏のうぐいす
8
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青き銀椀
半月をわづかな間見ゆるとき心根と見る夜半ぞ愛しき
8
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青き銀椀
つとつとと戀を詠へばゆらゆらと灯消ゆるごとく果てなむ
12
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横井 信
閉めきった部屋にこもった夏の朝 身の入らないいつもの仕事
11
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KEN
こすもすは 秋つぶやけど 春の日の 思ひ出に病む 古里の徑
10
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名鈴
大学は 事の外なり 師と友と 近付きたきが 文のみ通ふ
11
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舞
ひと片の枯れ葉に残る夏の日の光りの記憶葉脈の跡
11
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ななかまど
真夏日の夏山憶うわが耳に低く鳴きくる雷鳥の声
11
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みをつくし
清らなり 澄みし川邊の流星群 目くらむほどの螢の亂舞
26
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滝川昌之
打ち水に誘われ降りる蝶のごと暖簾ひらりと停まる一客
19
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トウジさん
流るるは極まりなりかわ浮き草よ 落着く先の周りも知らず
7
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滝川昌之
流れくる手持ち花火にはしゃぐ声かすかに煙り夏を締めゆく
19
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横井 信
草むらをかき分けて行く擦り傷の勲章になる夏の冒険
16
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