詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
名鈴
様様に 言ひ伝へらる 花や木を 目近く見たし 君と掻い連ね
12
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里香
味わいは人それぞれだ この人生 酸いも甘いも深い彩り
12
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横井 信
思い切り自由なときを過ごせればいいねと願うふたりの散歩
13
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舞
花の名を問うべき刻はすでに過ぎ朽ちゆくものの名のみ虚しく
13
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蔓葵
冬の夜はあくるを知らぬ山の端に月宿るべき雲もかひなし
13
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ながさき
それぞれの 心にうつる 物事は 同じものでも 異なってくる
12
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ななかまど
冬の木に花鶏むれ来て休らえば春を呼ぶかにひとしきり春
18
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滝川昌之
列島に等圧線が縦並び冬型きつく鉄格子ごとく
19
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夏深
今はまだ木枯らし吹くも知りおりぬ春と言う名の奇跡待つこと
8
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西村 由佳里
気が付けば君は居たんだ我が産みし話の中のあちらこちらに
6
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河のほとり
寂しさも憂き世のよそに慣れゆきて遊ぶみ山の雪のしづけさ
13
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里香
やや早き 花のほころび おとづれを うたに包みて 君におくらむ
12
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滝川昌之
距離おいて眺めるくらいがちょうどいい冬の海でも巣立った子でも
23
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神田央子
弱音吐くことにも體力要るみたい腑拔けのままに起き上がれない日
12
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うすべに
空襲を思い出したと祖父の声 じっと見つめたテレビの画面
12
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蔓葵
夜もすがらちぎりし人のおもかげもむかしにかすむ春のうたたね
12
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名鈴
きょうだいも おじおばいとこも ないこども めずらしくない いまのよのなか
11
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夏深
もの言わぬ女になって肩で泣く今は遠けりやるせなき日々
6
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詠み人知らず
雪を見て 一人勉めた 顔懐いあなたが告げる 福音を待つ
11
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燃えない薪
淵となり 瀬となる日々の 飛鳥川 我が現世と 思いける哉
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