詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ごめんなさい 謝る気持ちは 大切で ただ残るのは 愛の残骸
5
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滝川昌之
名のみ冬 霜も降ろさずゆく季節(とき)に早や起こされた辛夷の花芽
18
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横井 信
雨音にめぐる言葉は言いすぎた昨夜の声が冷たく響く
16
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KEN
重き闇 冬のさくらは押し上げて 千手菩薩の如く我觀る
12
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名鈴
鄙離る 泥土の茅原に 大城の 幻を見しか 家康決す
14
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夢士
鵯の来て万両残し千両の赤き実食らふ冬枯れの庭
18
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里香
うき世にて 汝れにそそがる 涙かな 捧げし花の 落ちてこぼれて
13
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へし切
冬なれば ハットを被りダンディーに 老いをお洒落に 老いを楽しく
23
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ななかまど
切り干しの大根の湯げ香るとき死ぬこと少し遠きことなり
15
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滝川昌之
妻は子のファーストシューズをとっていて時々記憶で歩かせている
21
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うすべに
白い息 雨だれおとす網代笠 人行き過ぎる托鉢の僧
7
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西村 由佳里
辛抱を続けてやっと明日が来る半年ぶりの授業参観
6
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滝川昌之
秋の日の風向きのまま立ち枯れた芒に日脚伸び冬茜
19
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千映
雪がなく三人寄れば心配で春の田の水どうなるのかと
17
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夕夏
たんかよむよみびととそれよむひとをつなぐことのはおだいはなあに
2
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ながさき
法華経の 経文だにも 観る人の 境涯うつす 鏡となりぬ
13
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ななかまど
ゆっくりと滑り行くこと恐ろしく地球の中のスロースリップ
14
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菜々子
かき分ける重なり合った無数の葉 やっとあなたの顔を見つけた
17
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夕夏
まようたびうたをはじめたりゆうをさがすとおくさりゆくおもうひと
6
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舞
雪籠り音無き夜の晩酌は独りひもとく古きうたなど
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