行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
コタロー
明けの空鳥は鳴きつつ飛んでゆく眠れる街の遙か上空
13
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コタロー
明け方の空に瞬く星の數散歩の道で數へてゐたり
12
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コタロー
赤々と一面に咲く曼珠沙華帶の如くに塗られてをりぬ
4
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詠み人知らず
河川敷の穗芒の群れ夕日浴び風なびければ耀き増して
13
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詠み人知らず
遙かなる比叡の峰に朝霧の薄墨浮きぬシルエット美(は)しき
12
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詠み人知らず
コスモスのなか園兒らの聲あがり色とりどりの花のみ搖れて
12
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詠み人知らず
潮騷の砂丘の棚田に稻架高く能登の海鳴り遠ざかりける
16
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詠み人知らず
夜の冷えて弓月白き路地通りひびく靴の音家路を急ぐ
16
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詠み人知らず
地下街を出でて仰げる秋の空 箒で掃けり水彩の雲
15
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詠み人知らず
秋深み障子に影の木の葉搖る夕暮れ侘し想ひに耽(ふけ)り
18
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詠み人知らず
木犀の香りをいれて厨ごと運びくる風やさしくつつむ
14
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詠み人知らず
穩やかに水の近江の秋の波 半月わびしき淡海に漂ふ
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詠み人知らず
うたかたの華やぎ祕めて曼珠沙華しきりに燃えて山あいの畦
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詠み人知らず
稻穗垂れ黄金の海に鷺一羽薄暮の空を悠々と舞ひゆく
17
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KEN
午前二時 仮面を外し 闇の中 わたしは誰と オリオンに問ふ
15
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KEN
雨のあと 月冴えてなお 響くかな 秋の櫻葉 散らす露の音
14
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KEN
またひとひ よしなしごとを 終へて夜半 さまよふ路に 雨とこすもす
12
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KEN
綴れ刺せ 思ひの裏の 綴れ刺せ 雨垂れの奧 こおろぎの聲
14
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KEN
ゆみづきの 燈りに甘き 苹果の香 どこかへと行く 線路の向かひ
11
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KEN
雨に映え 雨に褪せゆく あぢさゐの 氣高きこころ 秋雨に凛
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