詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
深雪野にひとり地蔵の簑も無く埋もれて立てるふるさとの山
17
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詠み人知らず
鶺鴒の わがもの顔に 闊歩する 郷のスズメは 何処にかくれる
1
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うすべに
秋過ぎて燃え残る夢 木枯らしに まだ鳴り止まぬ冬のふうりん
20
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うすべに
とととっと 餌をさがして鶺鴒の 横切るたびに開く自動ドア
11
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横井 信
姿なき冬の朝陽に溶けている優しい声は母の温もり
12
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新座の迷い人
睦み合い 遺影の内 悲しさよ 遺影見る度 涙流るる
3
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び わ
チュウリップあそこにここに芽を出してまだ早いかなと不安のようす
7
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inosann
不安から御守り代わりに助手席に吾を置くなり 事故後の娘は
17
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滝川昌之
陽だまりは平等にある冬の日の老婦のひざに、抱かれた猫に
21
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KEN
重き酒 夜明かし飮めば 雪も雨 下北澤の 踏切の前
14
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しずく☆・.…。
御布施なら 食事か奉仕で 涅槃へと 行く賄賂など 釈迦なら受けぬ
24
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灰色猫
あたたかい土の眠りにいたみたい成人式の蝶になるまで
19
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幸子
「汝放つ輝きは我が宝なり」友を称ふる心また宝
17
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幸子
ありがたい 突発的に降ってきたピンチを紙が預かってくれた
15
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つゆふみ
今日もまた無数の嘆き詠まれてる先人達に連なる嬉し
9
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夏恋
仄暗い回送列車のあちこちにご帰宅中のご先祖を見る
22
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もどり
封筒に刻み込まれた筆跡は誤配がゆえに冴え冴えとして
8
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もどり
指先をひやりとかすめた切っ先の気配いまだに離れてゆかない
4
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槐柯
かの日より季うつり夢つきとぶらへりされど至らぬ南柯の帳
3
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夕夏
えいえんのものなどないとさとされたれこーどさいせいのしゅだんうせ
3
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