詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
つばす
妻が云う生け花は花選ぶとき 頭の中でもう出来ている
3
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煩悩
着火したならもう隠して置けないね胸に仕舞ったダイナマイトは
10
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灰色猫
即興のヘビーメタルに撃ち抜かれ俺はロン毛を目指すことにした
19
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千映
吾の老いはそのままにして知り合いの老い見て悲しむ現状なりと
11
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灰色猫
美しい水の化身に告げられるあなたの前世は蛇であったと
23
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煩悩
人に指を差すなと教わらなかったのか一挙手一投足に目が離せない
6
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大さん
はじまりに終わりを見てた いつの日か濁った水は澄んでいくのか?
30
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千映
祭壇は明るい花でお願いねさらっといえる大切なこと
12
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可不可
メイクレッスン気になるけど鏡みて 私は蒼白いまんまも好き
7
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ちりピ
暮れかけたどこかの街の路地裏で爪弾いているショパンの「雨だれ」
10
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ちりピ
また明日も晴れるであろう蒸し暑い夜に何かを責められている
8
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北窓
遅刻魔の花も持たずに墓参り苦笑いする冬の朝です
7
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フジシロ
夜半酒を求めた閉店際の店あるじひとこと溺れんなよ、と
4
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遠井 海
かみさまに押し付けられたハズレくじ他人はこれを運命と呼ぶ
17
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詠み人知らず
追い込んで葬り去った故郷の記憶は脳に血痕として
3
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ななかまど
終活のことばは未だ馴染めずも今年こそはと押入れの下
4
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西村 由佳里
さよならと落ちてゆく髪さよならと我は見ている床に着くまで
4
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KEN
風花も 雨に變はれば 架かる虹 安逹ヶ原の きさらぎの朝
19
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可不可
今日わたしに居眠り警報でてゐるぞ 春一番は吹かないかはり
7
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つゆふみ
婚姻を届けた役所で君は知る行方しれずの父再婚と
9
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