つゆふみのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
納涼祭 告ぐ行燈に 今は亡き 友の店の名 また見上ぐ夏
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滝川昌之
幼子が花火セットを抱き歩くあとの儚さ示唆するごとく
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幸子
結実に着々歩む実を提げて日ごとに垂れる柿の枝かな
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吉野 鮎
むくげ散る朝の道の水たまりふわぁり跳び超す脚長ききみ
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吉野 鮎
朝霧がゆるくつつみて鎭もれる杜の氣を裂くうぐゐすの聲
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吉野 鮎
一莖の蓮華つぼみを解く音搔き消すほどを降る蟬時雨
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吉野 鮎
逃げ水の光りのゆらぎに汝が翳りひとときを燃ゆたまゆらの逢瀬
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吉野 鮎
ほたる草すゑ葉にをく露あさ影に消ゆるたまゆら汝が蒼き影
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行宮偏(仮之名)
風あるも蒸し暑き棚曇り この降る降らぬにぞ浜は呼ぶべし
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行宮偏(仮之名)
鱗っていうシールドがあるもんで多少守備力あがった進化
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KEN
ひぐらしの 聲かき消して 葉を叩き 梅雨終るぞ と 驟雨駈け行く
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KEN
右へ行く 左へ行くと 譜に合はせ 救急車兩が 歌ふ梅雨明け
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KEN
草渡る 風にかなしげ あしびきの 峠の夏に なでしこひとつ
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KEN
肪肉 ステーキにする 音眞似て 蝉は鳴きけり 百日紅の道
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KEN
人などは かよわきものと 覺りけり 蕗食む熊に 身を隱す澤
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横井 信
じんわりと背中をつたう汗だってきっと知ってる明るい明日
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横井 信
ホームさえ陽射しのきつい八月の空いた電車にほっと一息
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横井 信
令和でもやっぱり暑い八月は汗を拭きつつ踏み出す一歩
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横井 信
寝ころんだ窓から見える青空は容赦ないほど夏の輝き
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横井 信
ゆっくりとでも確実に進んでくうす橙の空に三日月
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