つゆふみのお気に入りの歌一覧
KEN
夜半の雨 あきさめてなお 求めあふ 声湿らせて 窓にいくすじ
11
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へし切
ふり見れば 知らず知らずに歩み来し 今来たこの道 またたどる道
17
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KEN
秋萩の 垂れをつたふ 雨の粒 地に落つ度に 夏流すかな
10
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横井 信
消えてゆく真夏の熱を蓄えて実る果実の甘い誘惑
13
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うすべに
ひと夏を終えてころがる道端の 蝉のむくろに光る朝露
11
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夢士
子ら遊ぶ手持ちのカード「ばば」は「じじ」ジョーカーとなる顔はどの顔
8
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さえね
たぱたっと雨降りはじめ夏の日の熱さに別れを告げる八月
10
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横井 信
足ばやに流れる雲の影ひとつ実り始めた稲穂の重み
16
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滝川昌之
フィリピンで伯父が迎えた終戦のくどい話も聴けぬ新盆
22
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滝川昌之
旧友が帰った後は花火殻 集めるように戻すアルバム
22
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コタロー
陽光に素直に咲きぬ花たちも日沒頃にキュッと閉ぢたる
8
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コタロー
人見知りしない蜻蛉が我に來て遊ぶが如く離れ近づく
8
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コタロー
人生が平に成らず波を打つ微妙に違ふ昨日と今日と
10
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横井 信
クマゼミの連休前の蝉しぐれ ひかりあふれる空への祈り
12
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横井 信
夏の夜の風に呼ばれてコウモリは輝きを増す月影に舞う
7
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横井 信
故郷の夜道を照らす月光にまばらに揺れる白百合の花
14
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横井 信
夕暮れに手持ち花火へ火をつけて風にとけてく真夏の香り
13
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まぽりん
さし出づる影ぞさやけき星逢ひの一夜をわたる月の船かな
31
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へし切
ヒロシマの声が今なほ聞こえます「過ちは繰り返しませぬ」と
14
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へし切
アリランの歌も哀しい この道は 思へば遠きいつか来た道
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