詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
太古より 命の竒蹟 語る骨 その聲を聞く 心の竒蹟
9
もっと見る
KEN
手を浸し 銀河の流れ 確める ほのかな燐光 瞳で搖れた
9
もっと見る
詠み人知らず
キンドルで試し読みして別れ道右は図書館左これにて
14
もっと見る
へし切
つゆ空に色もにほはぬ 百日紅 吾も恋ひしや日輪の日々
16
もっと見る
滝川昌之
紫陽花の雨季に捧げた色は褪せなおも気高く魅せる強さよ
18
もっと見る
吉野 鮎
梅雨はれ間楡の高枝に初蜩の一つ聲して七月の夏
13
もっと見る
横井 信
積み上がるビルを遠目にまだ青い果実が揺れる単線の駅
12
もっと見る
うすべに
ひとときの陽ざしがもれる梅雨寒に 暑さ待ちかね百日紅咲く
11
もっと見る
へし切
床に伏し ひと日を過ごす悲しさよ 老い身に応ふ 梅雨寒の空
17
もっと見る
KEN
行く先を 心で決めた 友逹が 微笑みかける 夜汽車の座席
9
もっと見る
KEN
窓いつぱい 北の十字の 明かり滿ち ハルレヤの聲 キラキラと散る
10
もっと見る
詠み人知らず
病にて職退かざるを得なかった八年の無念今も燻る
14
もっと見る
灰色猫
七夕が来るたび父の生き様を心静かに想うのだろう
21
もっと見る
滝川昌之
先輩に背丈並べて「どや顔」の若竹お前はまだまだ青い
18
もっと見る
煩悩
肉片が飛び散る映画から目が離せずに嗚呼人間なんだな
8
もっと見る
へし切
しのぶれど朝に君の影したひ夕べに君の夢路を通ふ
17
もっと見る
KEN
たましひと いのちの境 丘の驛 子供に戻り 汽車へ乘り込む
11
もっと見る
横井 信
見上げれば雲間にのぞく月明かりふらつき歩く僕を見ている
11
もっと見る
まぽりん
こぬか雨なみだに袖もほしあへず後の逢ふ瀬をいつと知らねば
34
もっと見る
吉野 鮎
何處にやキミ彷徨へる音絶へて天の川邊に待宵の花
13
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[109]