詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秀峰
心地よくつづく雨音聞き酔へば春の兆しのにほひ吹き行く
2
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詠み人知らず
表題だけで買った本またしても応え得られずさらに彷徨う
8
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横井 信
今日もまた僕を照らして凍えてる月にも届け春のそよ風
17
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へし切
いろいろに花はあれども梅の花 春 先がけて咲きにほふかな
22
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もみじ☆彡
春風が 心地よいのは 萌え出づる 命の気配 はこび来るから
17
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夢士
虫のごと駅前広場人の群れスマホ見る顔みな同じ顔
13
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夢士
花開き香り立ちたる沈丁花心知らずや吹き降りの雨
14
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煩悩
玩具店からはみだしいるピノキオの鼻をカットしていく自動ドア
5
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横井 信
春風にのせて放った矢がひとつ空の彼方へ静かに昇る
9
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へし切
うぐひすの鳴く音は夢を覚ましせり妹が恋しき春のあけぼの
16
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千映
介護士やお世話になってる人の名をまだ達筆に書く母がいる
7
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千映
大正と昭和平成生き抜いた今度の元号待ちわびる母
15
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詠み人知らず
あり様のわからぬままに年老いて今さら求める新書は「老人」
13
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灰色猫
水色の衣乱るる狂おしき君のはだけし月色の肌
16
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幸子
幾度もの春の記憶が歓びの波涛となりて胸に打ち寄す
15
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横井 信
予報より早く降り出す雨の夜 まだ鶯の声を聞けない
15
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うすべに
あの人の香りとまがう梅の花 探して迷う春の夜の闇
17
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夢士
開け放つ窓より聞こゆ沈丁花あさの陽きらり葉先の雫
10
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灰色猫
満ち欠くる月花の下で願わくば再びまみゆる事を祈らむ
20
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灰色猫
凍てついた月にも春がくるように君の歌にも春の訪れ
17
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