詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
道に落つ餌にもならぬもの咥え雀は今日を生きてをるなり
7
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コタロー
梅雨最中工事現場は誰も居ず激しき音が赤土削る
7
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滝川昌之
蔓を出しもたれ上手な夏草の恋のごとくと燃ゆ草いきれ
15
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横井 信
効いてない薬はやめて歩き出す足のしびれも旅の友達
12
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KEN
汽車は發ち 十字の光り 遠ざかる いつしか胸に 吊るせるほどに
9
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KEN
たましひは きれいな泪を 浮かべつつ 暗くて深い 星を指差す
12
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KEN
さよならの 聲に振り向く 少女の目 戀の初めと 終はりの色に
11
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コタロー
野良猫とばつたり出會ふ路地裏の似た者同士無言で別れ
10
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滝川昌之
雑念を消し去るために男らは「吉野家」詣で「特盛り」唱う(となう)
18
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横井 信
長梅雨の雨後の日差しにこだまするちからいっぱい鳴く蝉の声
12
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うすべに
提灯のとぼしに競い山鉾の 影に顔出す立ち待ちの月
10
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KEN
蒼白き 雲の環たたへ 十字架は 光り輝く 時の川下
9
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KEN
指を組み ハルレヤの聲 響く中 汽車は止まりぬ 十字の袂
10
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恣翁
目力のある眼を避けて 薄暗き部屋の隅にぞ 顔背けける
15
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へし切
参院は 夢ある人を選びたい たかが一票 されど一票
14
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煩悩
雑魚MOBに遊ばれながら遊びながらモニター前で休息をとる
4
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KEN
パルドラの 哀しい蝎 星となり 朱色に燃えて 寫す魂影
9
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KEN
ほんたうの 神樣の前 再開を 願ふ魂逹 召される支度
9
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横井 信
眠る子にそっと近づく夏休み寝言で笑う明け方の夢
15
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うすべに
宵山の街を浄める夕立に 霞む愛宕の淡い夕焼け
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