もみじ☆彡のお気に入りの歌一覧
灰色猫
誰しもが時の流れを泳ぐもの山女魚のごとく清くありたし
21
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ななかまど
電線に位置を争う烏らに人の世重ねる危うい調和
5
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清淡
春時雨池の波紋もいうゑんにいつしか宵の帳おりたり
6
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詠み人知らず
草木の萌動を見とどけん 秋篠の岸君をさそいて
8
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へし切
老けたねと煙の向こうで妻が笑むロマンスグレーは男の年輪
17
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夢士
寒き春道広くして大き空花の彩なく鳥の声なし
14
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KEN
松影に 大人になつてまた會はう 無垢の落書き 阿多多羅の裾
16
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舞
春待つも色無き色に色添える雪降り尽きぬ二月晦日
12
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灰色猫
言の葉とみそひともじと恋をする夜も眠れぬライフスタイル
23
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ななかまど
芽起こしの風まきあげて杉花粉春の心は行きつ戻りつ
9
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秋日好
指先の洗濯バサミの向こうには春の青空楓の若芽
17
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へし切
肌寒き風にふふみぬ梅の花ほのかに匂ふ紅の色かな
21
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夢士
如月の下弦の月の路あかり母逝きし日の思ひに浸る
12
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横井 信
風のない静かな街を歩き出し月を探した月曜の夜
16
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詠み人知らず
法然院手水に浮かべし椿をば佛の前にも散華されたり
9
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聴雨
まどろみの耳に降り初む春の雨やるべき事の何も無き朝
9
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横井 信
咲きそろう梅の香りもさわやかに僕らを包むヒヨドリの歌
9
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ななかまど
寒たえる心解けむと潮風に当たりておりぬ吾とかもめと
4
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KEN
曉を 傳へる星と 弓月の 明かりに凍え 道急ぐ影
19
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へし切
君をまつ風の音ばかりに塩釜のうら寂しくも吹き渡るかな
21
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