もみじ☆彡のお気に入りの歌一覧
舞
咲き初むと桜の便り開きつつ触れては消えるなごり雪かな
8
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詠み人知らず
丸まつの十割そばをすすりつつ 一の蔵で飲む不来方のよる
7
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行中納言中将知師
奥山を通ふ人にぞみちびくは ただ春の夜の朧月かな
7
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KEN
月滲み 翳る辛夷を 哀しませ 雨混じる風 ゐたづらに吹き
14
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横井 信
過ぎてゆくいち日をただ歌にして見送っていく暁の月
13
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KEN
咲き急ぐ 花の蕾を 諭す如 冷たき月の 光降るかも
20
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芳立
夢もあらでいかに過ぐさむ咲き初めの花に嵐の狂ふ夜更けを
4
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灰色猫
きらきらの北極星を追いかけた午前三時の子猫の孤独
18
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コタロー
のそのそと狹庭横切る野良猫に急にもてなす餌あらざりき
12
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河のほとり
鳥や知る園生の梅を吹き過ぎて風は行方の空に香ると
16
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ななかまど
コーヒーに一つ足したる角砂糖春の愁いが桜待ちおり
8
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へし切
春の夜は花のかすみに先立てて曇りも果てぬおぼろ月かな
23
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藤久崇
絶ゆるとも さめぬ夢らし 思い出は 閨だに霞む 春の夜半かな
17
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舞
赤トンボ追いかけていた子供らは家に帰って大人になって
8
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藤久崇
うらの水 流ればせめて みな底に なずめる闇の けがれともども
14
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へし切
さくら花一輪とても咲くは咲く数に寄えて開花せずとは
21
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灰色猫
許されて許し合いつつ生きてゆく嘘も誠も心のかけら
22
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KEN
月の燈を かき消し唸る 闇の風 心に重ね 凍え朝待つ
18
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滝川昌之
休耕の田畑を鳥がつつきおり老いた大地を労うように
21
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舞
年ごとに朽ち果て逝きし魂の残滓たるべしこの泪かな
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