詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
月虹
常識を振りかざす人の非常識受けて立たぬも生きる知恵なり
1228
もっと見る
コタロー
母が子に慣れぬバットでボール打つ慣れぬグローブ笑顏の二人
37
もっと見る
コタロー
仕事着をたたみ實家へ歸りたる猫と寛ぐソファーの心地
16
もっと見る
麻倉ゆえ
帰省した子に捕まったクワガタが初めて通る自動改札
20
もっと見る
滝川昌之
空蝉となって静かな子の部屋で二十余年の子育て偲ぶ
30
もっと見る
詠み人知らず
真ん中からリボン結びを重ね描き柔らかな色で開いてみせるの
10
もっと見る
朝野沙耶
月歪み淡く照すは曉の渡良瀬川に搖蕩ふ酸葉
15
もっと見る
恣翁
しどけなき寝間着姿の 艶めける女 見入れる鉢の朝顔
25
もっと見る
詠み人知らず
許すまじあの夏の日を許すまじ夾竹桃は毒もて制す
12
もっと見る
可不可
「ゆきずりの恋」を宝にし損ねた 私の母に読ませたい御歌
10
もっと見る
KEN
会津峯のふもと敷きつむ蕎麦の花湖渡る風受けて白波
43
もっと見る
KEN
あかき星人のまがつみ燃やす如街の燈の上狂ふ夜の中
19
もっと見る
夕夏
ねこねこんでいっしゅうかんがんばりぬしあわせといてえいようほきゅう
3
もっと見る
舞
世界中この部屋以外消えたよな妻傍らに静か夜の酒
8
もっと見る
舞
夏送るねぷた祭りの華やぎのすぎてや秋の立つ風の色
18
もっと見る
幸子
シシシシシジュジュジュジジジと変化させ音色を探す蝉誇らかに
18
もっと見る
灰色猫
君のその笑顔を見たら照れるから深くかぶった麦わら帽子
44
もっと見る
灰色猫
はしゃぎつつ真夏の空へ麦わらを投げたあなたは太陽でした
39
もっと見る
幸子
郵便局への道お伝えしただけでガゼンいい人になった気がして
18
もっと見る
石川順一
ひげは剃る顔は洗うの原則と眼鏡も洗浄ちょっと快調?
11
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
>>