詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
独り寝の 侘しさつのる 秋の夜は妻の枕を 傍らに置き
62
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サルトル
私鉄沿い踏切佇む我一人過行く電車は街を動かす
5
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史乃
千本の日脚を受けて稲荷山吾生きた世を雪ぐさやかに
6
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ななかまど
迎え火がほんのり灯るやさしさで父母を待つ初めての盆
61
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ななかまど
四辺の好みの場所の定まりて冬の家族に炬燵なりゆく
8
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詠み人知らず
好きと言う想いそのまま去って行くひとの背中を「失恋」という
2
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灰色猫
自転車の後ろに夏と初恋を乗っけてゆこう青い海まで
23
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西村 由佳里
この地球をみそひともじで詠めたなら空を流れるあわ色の水
5
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千映
切なくて甘酸っぱくて初恋はオレンジ色で満たされている
9
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つちだゆういち
LAより届きしmail英語文 君の成長何故かしんみり
10
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詠み人知らず
深呼吸ひとつで変わるその沸点理性で耐えてこそ人間の道
16
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可不可
俯いて君の黒髪なびいては 私の頬も嬲る夕風
26
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可不可
パワースポット巡って御朱印あつめたり 昔々の巫女の裔たち
7
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うすべに
秋過ぎて燃え残る夢 木枯らしに まだ鳴り止まぬ冬のふうりん
20
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うすべに
指先が 世界のすべてになった夜 うつつに帰る雨はみぞれに
39
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もどり
誕生日誇るあなたのツイートに何も言えずにいいねをひとつ
5
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もどり
気をつけて泳ぎなさいよ 人混みは弱いものには適さないから
4
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煩悩
海がミルクになるという嘘を信じてくれたあなたと砂浜を歩く
5
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灰色猫
空想を執筆しゆく午前二時生まれ消えゆく暗喩との恋
22
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つちだゆういち
我が国は老人おむついつも品切れいつまで生きる計画立たぬ
6
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