ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
千映
今落ちた山茶花ピンクの花びらはまだ生々し鮮やかとどむ
11
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横井 信
一筋の飛行機雲が描かれる空の広さを確かめながら
16
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夢士
冬立つ日さざんか咲くみち落葉焚き唱歌うたひて夕暮れの路
12
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へし切
老いそめて ひとり生きるは淋しくて 冬立つ日には なほ 侘びしかり
22
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しずく☆・.…。
懸命に 月まで走れ 退屈が 目に映らなく なるまで疾く
26
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滝川昌之
本格を売りにしているカレー屋の隣で蕎麦屋のカレーを食べる
19
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灰色猫
ゼロ戦は撃墜されて安らかに漁礁となって眠るのですね
19
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つちだゆういち
あなたより和歌を賜り有頂天返歌浮かばず時が過ぎたる
10
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恣翁
吾子の死を忌みて 年賀の欠礼の報せを書けり 冬の立つ日に
25
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詠み人知らず
いかんせん分断された大国の双刃の剣自分ファースト
13
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詠み人知らず
街歩く人は半袖逆戻り節気立冬戸惑う紅葉
15
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KEN
おもひやみ たへぬ流れに 啼く雁の 重き響きに 思ひ狂はせ
15
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横井 信
色変わる池のほとりの桜葉を雨に打たれて見上げて歩く
12
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へし切
ひとの道ときには曇り時雨るともこころは常に蒼天ぞ見ゆ
19
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夢士
公人よ己が行為を詫びるなら身を引き心改むるべし
14
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滝川昌之
忍耐で付ける心の力こぶ下げた頭で見つめる大地
27
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更紗
この身しかできないことがきっとある 転んだ土に染み込む涙
15
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灰色猫
悦びに出会えたんだと泣きだした君の鼻水までも愛しい
27
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横井 信
ため息に曇るガラスの向こう側 深まる秋を静かに纏う
15
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只野ハル
追いかけて飛び乗ったのぞみいつまでも一緒にいたいそれだけを乗せ
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