ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
灰色猫
彷徨える七十五億の羊たち導く杖はわずかしかない
19
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KEN
線彫りの みほとけに添ふ 野の菊の 花の殘り香 凍へて濡れて
12
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横井 信
電線でスズメは見てる柔らかく夕陽を弾きかがやく刈穂
11
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横井 信
夕暮れの空を見上げてもう一歩 許されるなら前へ進もう
9
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千映
セネガルの子の屈託のなき笑顔真白きシーツに映し出される
9
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滝川昌之
気がつけば子の部屋にいる巣立ち後の温まぬベッドに腰かけている
20
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詠み人知らず
忍び寄る老いの哀しみ見栄はって若づくりすればなおなお虚し
16
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舞
幸せにすると誓いて添い生きる洗い物する丸き妻の背
13
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KEN
散り惜しむ けやきの木末 百舌鳥一羽 時來たる事 告げて高鳴く
16
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横井 信
忍びよる冬の足おと暗闇に染み込む雨の山茶花の花
14
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へし切
茜さす夕日の中に 君の名を 呼べばまた 君に逢えるだろうか
21
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千映
ジャガイモのゴロゴロカレーが好きだからお子ちゃまなんですお婆のお口
9
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滝川昌之
枯れてなお倒れずにある道草の根力に知る生の執着
20
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つちだゆういち
愛猫のエリザベスカーラー痛々し僕の抱擁目を閉じ受ける
9
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灰色猫
美しい歌集に眠る憧れの一首と恋に落ちゆく日課
27
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千映
一度でも愛した人が触れた花生きてるうちは枯れさせまいぞ
16
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詠み人知らず
鞭打たれて恥を晒してしがみつく国会議員の資質劣化止まらず
14
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KEN
葉は散れど 結びし願ひ 一枝に 殘し春待つ 社の櫻
13
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灰色猫
破れては潰れる靴にワッペンを白い翼を縫いつけてるの
20
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KEN
霜の絹 片袖のみの もみぢ葉を 心にいだき 彼のはだ思ふ
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