ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
恣翁
渡り来る雁が音寒く 不忍の弁天堂に 聞こえたるらむ
19
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KEN
信夫路の もぢずり石に 影ほのか みだれ降り積む もみぢ葉も涸れ
16
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秋日好
例えばね、彼の「ほんとはね、好きなんだ。悔しいことに、とっても好きだ」
10
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露草
四十五歳を迎える君の誕生日 浮かぶ笑顔は三十五歳のまま
10
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露草
今以て効き目乏しや時薬 悲嘆プロセス行きつ戻りつ
9
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露草
小春日の野辺に清けし仏の座 亡き君が来て咲いたと思ふ
18
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露草
足下の小さし命を踏まぬよう心にとめて歩くあぜ道
22
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朝露
雪うさぎ耳に小さな桜貝そっと飾ってほんのりおしゃれ
3
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KEN
しろがねの雪の衣に花を祕め時を待つかな櫻の冬芽
3
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灰色猫
舞う雪に桜の色にかじかんだ肌が求めた石焼き芋よ
2
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萱斎院
風さえぬ 桜もみぢもうつろひて 春まつ枝をつつむあは雪
3
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詠み人知らず
繰り返す暴力行為のその裏に心の闇がこわばり澱む
13
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つちだゆういち
ため息が短歌になればいいのにと筆が進まずまたもため息
17
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ななかまど
やさし陽を浴びてしあわせ蜂屋柿軒に吊るされ緋のすだれかな
9
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灰色猫
反省を繰り返すたび見習いのカルボナーラは濃厚となる
24
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滝川昌之
落書きの相合傘は時として本人が書き本人が消す
21
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可不可
薄ら陽に背中なでられ暖まる 中途半端も悪くないかも
8
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へし切
このごろの冬の日かずを数えては小春の長閑しさざん花の咲く
20
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横井 信
風音で枝に残った枯れ葉へと視線をうつす朝の青空
10
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夢士
週末の度に寄せ来る孫嵐嬉しくもあり悲しくもあり
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