ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
KEN
からまつの こぬれに昇る つくよみの 明かりにぬれて 襟たてる道
15
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芳立
見るほどに昼を夕ともまがふべし日に日に四方のもみぢするころ
9
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夢士
澄み渡る空に照る月十三夜 愛でる二人の影や一つに
20
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横井 信
ゆっくりと小山を登る 艶やかに色づく柿の枝を見上げて
12
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詠み人知らず
伝わらぬ言の葉よりも黙すべし怨と愛とは海より深く
4
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詠み人知らず
町火消し揃い半纏水かぶり一番纏に命をかけて
13
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詠み人知らず
おぼろげにゴールが見えて焦りから増えて来るのよトゥドゥリスト
5
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詠み人知らず
やがて来る痛みのことはさておいて明日の天気は快晴らしい
7
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滝川昌之
集団で踵を返す椋鳥の逸れたドジを入日が笑う
23
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灰色猫
遠浅の私の海へゆっくりと入水してゆくあなたの素肌
21
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灰色猫
ばったりと闇で出会った分身の私が私に手錠をかける
21
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コタロー
秋晴の池に一人で佇めば鳥は憩ひて樹々は色附く
8
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石川順一
草すらも生えぬ砂漠の様な庭地衣類コケ類ばかり蔓延る
15
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詠み人知らず
平均点出せる人たちの七割へ窓口開いている社会です
10
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秋日好
誰向けにできているのか世の中は誰も誰もが生き難いなら
20
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秋日好
「背伸びした健気さ」ひとつ表せず紡ぐ言葉の虚しくあるかな
11
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樂々
ハロウィンのあまりに巧いコスプレに怯えて逃げるほんとのお化け
8
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樂々
春秋の花の時にも咲かざりしわが身ふる野の霜の下草
17
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夢士
秋日和チョキンチョキンと枝抓める脚立に立ちし吾が手の鋏
14
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横井 信
交差点 秋風に揺れ聴く声は運動会の終わりを告げる
12
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