ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
へし切
むらさきにうつろふ菊の花の香に秋のゆかりをたづねてぞしる
19
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夢士
年毎に胸にズキュンと響き入る喪中の葉書きその歳を見む
11
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KEN
榛染めの 衣にかざる 貝の如 浮かぶつくよみ 枯れる野の上
15
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秋日好
温めて照らす暖色とりわけて黄色が足らぬと指が戸惑う
10
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千映
ストーブの薬缶二個にし楽になる大きな薬缶が辛くなる古希
8
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へし切
抱きたる孫の重さをこの腕にしあわせ思ふ今日のひと時
23
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横井 信
北風に枯れ草踊るあぜ道でお日様浴びて咲く白い花
12
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夢士
誤りて一票投ず我が歌に寝酒のせいと言うて寝に入る
12
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秋日好
どしゃぶりの合間にでかけるショッピング降誕祭を模したい街に
13
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詠み人知らず
君逝きて三年目の紅葉風の舞こぼれ花ひとつあの日と同じ
17
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高松 蓮
どう見ても できそこないの コロッケを おかわりまでする 娘に涙
5
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滝川昌之
クシャ、クシュ、と踏めば落ち葉のプラタナス冷える舗道の鼻風邪はだれ?
21
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もみじ☆彡
十日夜 ゆるり近づく 望月に 君の希望も ふくらむだろうか
16
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ななかまど
公園に遊ぶ幼な子自由なり奔放なるは葛草のごと
6
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石川順一
プレイヤー当初は動かぬ二年ぶりしばらくすると動き始める
11
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千葉 甫
聞こえてきた去年の冬と同じ歌 冷えた夕べを来る灯油売り
6
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和竹
柿の葉のオレンジ色の透ける陽に染まる溜息温くもなしに
7
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煩悩
飛べない体で飛びたいと願うそろそろ限界を知るべき時だ
8
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舞
木枯しに磨がれて散りし公孫樹木の黄金のうえを子らは駆けゆく
15
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秋日好
満月の浮かぶ夜空を縦に裂く君と僕との好みの違い
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