可不可のお気に入りの歌一覧
盲目泥棒
過労死の寸前だった頃の手帳トースターで焼くその二分間
3
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仰日
繋がれた 二人を裂いた 私など 空白に無に 還ってしまえ
3
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彌生
さよならをまたねに替えて見送った君の背中をもう追いたくて
14
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岩傘
わたくしが あいするものは やさしさと ただしきものを 愛する心
0
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こざともり
雑踏に紛れし孤独に癒されて献立あれこれ湧く帰り道
2
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ブロワー抹香
青春をこれっぽちも意識せず車座になる高架下の夏
4
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百匹目の猿
空想の予定を記す暇人が「コティングリーへ妖精を見に」
6
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みつ
ありふれた日々をただただ積み重ね振り返るとき幸せと呼ぼう
12
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瑞洋
本當に 一瞬なんだね 桃色の季節を君と 歩きたかつた
7
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小林道憲
さくさくと沓の音のみ響きたり 神遷るらし闇の静けさ
63
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かぶらぎ
昨日まで他人の君と席並べ出会う不思議の春の教室
15
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千草
恋に泣く友の涙の一滴が深淵に棲む我には眩し
31
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尚武
陸を驅け 海を走りて 空を往く兵護らん 八島の四方を
2
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つばき
「明日から違った春が動き出す」踏みこむ靴に三年を込めて
12
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菫
もう嫌、と飛び出した街 もうすでに 帰りたいな、と呟く弱さ
6
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いり子
何もない家だと君は笑うけど好きだよ君と君の本棚
36
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あさゆめ
松陰の詠みし大和の魂を八千代に伝えん日の本の夢
7
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カラタチ
「いつまでも変わらぬものなどないのだ」と諭されるたび仰ぐポラリス
10
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由紀
数ヵ月前あなたのこと知らないで生きてた午後の業務日誌
3
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枝戯
一冊の本を開きて寝台に座して旅する異国の海辺
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