詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
印字され本の重みに温もりたい幼い私に読ませてあげたい
10
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可不可
お互ひスマホとり替へチェックし合ふ 勇気あるならやってみろ カップル
9
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コタロー
誰一人生徒のゐない夜の校舎職員室の燈りがひとつ
9
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夢士
妊婦連れ具合悪しと大声で席を譲らせ二人でスマホ
15
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KEN
仕置き場の觀音菩薩に紫のあけび供へて峠行く風
15
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詠み人知らず
曼珠沙華染めて秋色朱あかと古代に巡る朱は守りびと
18
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可不可
裸だと捕まるから何か着る 馬鹿にするなら脱いで見せろ
10
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石川順一
名神の下の道路をくねくねと昼餉のカツを食いに行きけり
16
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千映
長袖も半袖でもなく七分袖今日の日和にぴったりと合う
13
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詠み人知らず
返すべきことばのひとつも掬えない声でなくなり泣いた日のよう
11
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可不可
秋風に逆らってチャリ立ち漕ぎ ボディライン見せつけてやる
11
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滝川昌之
お隣りもそのお隣りも手桶まで同じ仏花でごめんね母さん
22
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千映
世の中で何人吾のこと親友と呼んでくれるか三人はいる
6
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詠み人知らず
給料日まであと二百五十円予報大阪晴れのちくもり
7
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幸子
「あ、今ね、息をついたよ」車庫入る夜の電車に子は耳を澄ます
18
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秋日好
秋雨の冷える土曜に京都へと心を飛ばす一杯のお茶
18
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コタロー
草むらを突き拔けてゐる曼珠沙華束ねて咲けば燃ゆる赤色
6
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コタロー
秋空の澄んだブルーのキャンバスに繪筆は遊ぶホワイトの雲
7
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舞
人混みに親呼ぶ声の幼な子の我が父母も笑い出でませ
7
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へし切
秋さりて独り淋しき雨の夜は 君に習いし 歌 口ずさむ
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