詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
キッチンの窓を斜めに上がってく白い光はまんまるのまま
18
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可不可
秋の陽の雫も群れて房になる 私の顔くらゐのゲット
6
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朔夜
世の中の椅子盗りゲーム受け流しただこつこつと椅子つくる人
6
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北窓
漠然とつらい気持ちがふくらんで逃げたいんだよ誰かたすけて
7
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夢士
雲間より今宵十五夜見え隠れ孫を思ひて一人酒酌む
16
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恣翁
香を薫く 先祖の墓の花立ての 真紅の鶏頭 目に染むらしも
18
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詠み人知らず
突然に病に倒れ一線を譲る無念の秋雨止まず
18
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夢士
あかね舞ふピッチ走りて空仰ぎ流るる汗に秋の風吹く
13
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海出
ふわふわとカーテン揺れる午後三時 君の伸びゆくビブラート好き
9
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金魚藻
青空に気球ばかりが飛んでいるビルのすきまでとまどう僕ら
5
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千野鶴子
雨の中届けよ列車人々をそれぞれをかばう屋根の下へと
7
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詠み人知らず
空想に力があって欲しいんだ残したいんだ心にぎゅっと
15
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夏恋
自分上げそんなにしたいか我が妻を嘘で貶めあんたは病気か
9
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つちだゆういち
この恋が禁忌と知れど成すがまま拒まなかった君のせいだよ
11
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滝川昌之
夕焼けのキャベツ畑の隅に咲く白き槿はほろ酔いの朱
22
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吉野 鮎
桂花咲き香りくる道別れ道君と契りし夢のあとさき
16
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吉野 鮎
抗へば土砂降りの街水たまりひよいと飛び越す水飛沫あげ
14
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吉野 鮎
一點の紙魚なき空のみづの色みなそこなればかゐの泡一つ
11
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横井 信
秋の夜を明るく照らす月光にススキは揺れて雲を手招く
14
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詠み人知らず
煮詰まりて 脳の疲れに耐えられで ネオンの街を漫ろ歩きつ
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