詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
もう誰も傷つけぬようさそり座は尻尾を星に変えたのですね
19
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灰色猫
病でも寝たきりだって添い遂げるあなたと死ねる愛があるのよ
14
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灰色猫
いつまでも風に吹かれる風見鶏お前のように風でありたい
19
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幸子
テーブルの木目のゆかし 規則的に拡がりつつも揺らぎたたえて
17
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秋日好
新しいジーンズ穿いて海を見たそれから君は眠ってばかり
22
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夢士
路急ぐ人影多し秋の空ポポポポーンと花火轟く
10
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横井 信
青空に白月見上げ水鳥は嵐の後の苅田に集う
17
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可不可
おでんつゆ辛子かき混ぜ濁るほど 具にも吸はせて齧る ハフハフ
6
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灰色猫
救うのは容易くないと知っているだけど痛みに呼ばれてるんだ
17
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灰色猫
灯籠に誓いをひとつ灯します君の分まで生き抜くために
23
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灰色猫
どれだけの挽歌を看取れば終わるだろうこの戦いを断つ戦いは
16
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千葉 甫
蛇口から水のぬるさがてのひらに優しい十月一日の朝
9
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KEN
のわけ追ひ かざなみの立つ ちからしば 急ぐ雲影 修羅走る如
17
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つちだゆういち
常しえに一方通行それが愛 貰えなくても与え続けゆ
14
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朔夜
大皿は額縁なのだ青い皿に冷し中華を盛りたる歌人
6
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朔夜
秋空よ僅かなりとも心あらば露はなる身の吾受け止めよ
5
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可不可
着替へて喪なひ着重ねて重く 芯の裸だけが私
6
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コタロー
若さとは永遠なりし寶物何でも出來る何でも叶ふ
6
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滝川昌之
テロップの続くテレビが台風の避難準備とこの街を告ぐ
20
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河のほとり
人の世のにごりに染まではるかなる月はむなしき空にこそ澄め
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