詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
流さるる横風強く常磐道利根の大橋菜の花の土手
22
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コタロー
枝垂れたる花咲く道を女學生語らひながらゆつくり歩く
12
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夢士
満開の桜並木や北の風コートの襟立て急ぐ帰宅路
12
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うすべに
花吹雪 違う未来へわかれ道 「またな」と上げた左手の指
9
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まぽりん
季はいま令き月なるぞ吹く風の和らぎ花の笑み初めし春
33
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へし切
春ごとに 花のさかりはありと言へ 世に 常なるもののあるべきか
24
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横井 信
風に影 ハクセキレイは壁を越え遊ぶ歌声残して消える
17
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灰色猫
この春もひとり桜を仰いでは帰らぬ君は美しくなり
23
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西村 由佳里
お日様に 嬉しと笑みを 振りまいて 闇に憂いを 隠す半月
56
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西村 由佳里
桜木の向こうに浮かぶ雲ひとつ混ざることなくまっすぐに白
6
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行宮偏(仮之名)
寂とした空間をただ一心に先へ先へと 残雪の原
21
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幸子
胸底に沈殿してた悲しみが花に抱かれこみあげてくる
17
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へし切
老いぬれば 散るを惜しまぬ命かな 花はさくら樹 人は武士
22
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横井 信
咲き揃う季節の花に導かれふらつきながら進める一歩
19
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へし切
書きかけの ふみ 舞いあげて 春一番 こいつぁ 春から縁起がいいわい
15
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コタロー
狹庭にも雜草生えて生き生きと夏に向かつて決戰したる
5
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灰色猫
楽しくてもう楽しくてかけがえのなかった笑顔をお守りにして
11
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灰色猫
国境がなくなるように元号は言葉を越える「笑顔」にしよう
16
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灰色猫
たっぷりと水やりすれば草花の笑顔のような歌が聞こえる
12
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幸子
たそがれの黄金の光と鐘の音が波紋となって満ち満ちてゆく
18
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