詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
心臓がマグマの音である事にどうして誰も気づかないんだ
15
もっと見る
KEN
うたかたの 夕映えにこそ 冴ゆるらむ 野分洗ひし 空の虹色
14
もっと見る
へし切
長月にいりて野分の季節かな古き我が家に不安がつのる
11
もっと見る
横井 信
まだ熱を冷ましきれずに長月の夏の名残りに揺れる道草
13
もっと見る
夢士
天目指し伸びゆく蔓や葛の花去りし野分の蒼きカンバス
14
もっと見る
可不可
雨よりも風にビビった首都圏よ 図体だけデカい迷惑
6
もっと見る
灰色猫
神風の若者たちや戦死する最期の時まで母を慕いて
14
もっと見る
滝川昌之
色づけぬままに手折られイチョウの葉 秋の深みを奪うか野分
14
もっと見る
千映
法要も飛ばし飛ばしの母のこと気掛かりなるは弟のうつ
8
もっと見る
詠み人知らず
菊の日に母偲びきて菊なます朝餉に供へ味をききたり
15
もっと見る
灰色猫
故郷の風に吹かれてこの夏はしばらく時計をお休みします
14
もっと見る
灰色猫
心から浮かぶ言葉に誠実に月は必ず君を見ている
11
もっと見る
桜田 武
かぼちゃの蔓枯れに悟る秋の訪れ収穫せし二つ手に持ってみる
8
もっと見る
桜田 武
深緑に息し野花愛で野生に接す自然に触るる体感の極み
6
もっと見る
幸子
野分にて散らされつつも一面にいのちの香り満たし逝く葉ら
12
もっと見る
コタロー
どこまでも青く廣がるこの地球の片隅に生き一日始める
10
もっと見る
コタロー
草叢の姿の見えぬ蟲の音が無數となりて水面を搖らす
3
もっと見る
KEN
秋風に 朱色黄金の 火の穗搖れ 身を焦がすかな 山陰の畔
13
もっと見る
恣翁
夕涼の浴衣の裾を翻す いきな川風 心憎しも
10
もっと見る
横井 信
錆びついたドアを開いてただ一歩 踏み出したなら朝焼けの街
9
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[402]