詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
可不可
顔半分マフラー巻いて夜あるく ナイフやピストル持ってないけど
13
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灰色猫
恋しさの炎のような想い秘め君をかさねた林檎を齧る
23
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うすべに
くちびるにやさしく触れたきみの風 丘を撫でたら濡れそぼる花
13
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うすべに
冬枯れの寒いこころをあたためる 橘の実のあかるい笑顔
15
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しずく☆・.…。
初めての 道草をした その訳を 語る子供の 頬は紅色
31
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幸子
触れもせでいかに混ざりき君といふ色の絵の具は我の心に
18
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横井 信
年の瀬の濡れた道路を踏みしめて雨の匂いは冷気に溶ける
16
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うすべに
手をそえる そのやさしさが傷つける 柔らかい場所 きみは知らない
15
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コタロー
色附ゐて風に散るのが紅葉なら我は水面に浮かせる池よ
18
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横井 信
ゆっくりと流れる時間 日曜の部屋に広がる林檎の香り
16
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もみじ☆彡
潮風の 冷えてほほ打つ テラス席 カフェオレ熱く 甘く愛しく
14
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へし切
老いぬれば天に従ふ命とて こころの空にかかる雲なし
20
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幸子
新年を孕みて時はそろそろと息継ぎ始む光あれかしと
18
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滝川昌之
鼻を衝く異臭は地下の一角に段ボール纏う冬は厳しき
18
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秋日好
気に入ったテレビを見ながらぽつぽつと英単語だけ行き交っている
15
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うすべに
冬の日の風もひといき ひだまりに 祖母の笑顔と干し柿のしわ
21
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幸子
陽を含むうなじ儚く傾けて芒の風に揺られけるかな
20
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灰色猫
上手いことたこ焼き焼けるちゅうだけでうちはあんたに恋をしたんよ
25
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滝川昌之
神鋼の鉄の絆の楕円球(ラグビー)が遺影の平尾の歩(ステップ)を継ぐ
18
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秋日好
有給の消化のために家にいるタプタプタプと文字を打ちつつ
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