幸子のお気に入りの歌一覧
舞
うたた寝す妻の背中の小さげに思えるような午後の日だまり
11
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千映
あの人もあの人ももう来ないのか寂しいうたのわ寒さのせいか
12
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ななかまど
抽き出しの奥にしまえる昭和のにおい払いて終わる今日の就活
9
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千映
団地内くぼみに張った薄氷見えない乙女のこころのバリア
5
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滝川昌之
啓蟄も前に巣を張りぬくぬくとエアコン浴びる同居の蜘蛛よ
13
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舞
手作りのつつましやかな恵方巻き妻と黙して幸願いつつ
11
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うすべに
梅愛でる人の目よそに冬の陽を あつめて光るまんさくの花
9
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夢士
冬うらら花愛で歩く昨日今日睦月の晦日に映える三日月
13
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横井 信
ちらほらと河津桜の花ひらくそっと見守る焚き火のかおり
14
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里香
きみの手はやわらかすぎて荒波を知らずに育てと願いたくなる
7
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ななかまど
電脳はわれの力を奪いしか鬱なる字いま黒の塊
10
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滝川昌之
「恨みっこなしで」と恋の平等を粋な胡坐で説いた歌姫
17
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名鈴
鳥ならば 鳴きつつ直路を 飛び通ひ 恋しき君と 打ち交はさまし
14
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里香
目をそらし耳を閉ざしていたことを 気づかせた歌 そばに居るうた
8
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滝川昌之
高啼きで寒さを嘆く鳥さえも力まず渡るこの冬日和
15
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滝川昌之
「あん」ママは浮気な恋を許さない「謙」の力で業界を干す
12
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千映
筆まめが人生愉しくしてくれる母の真似して良かったと今
9
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KEN
訳もなく 夜を刻むかな 雨垂れは 氷柱になれず ポツリポツリと
8
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横井 信
明け方の雨にぬかるむあぜ道にやさしく揺れるタンポポの花
15
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千映
母の日記開いてみれば涙出る想い出多い介護生活
10
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