幸子のお気に入りの歌一覧
灰色猫
いつまでもふたり一緒と誓ったねあなたがいない春が咲きます
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詠み人知らず
泣き虫がもぎ取ってきた二つ目の命がはじめて外に出た日です
11
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詠み人知らず
書きたいと言って終った作家おり彼の続きを書いた子がある
4
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石川順一
薄皮のコーヒーゼリー入りのパン炭焼き珈琲クリームのパン
17
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ななかまど
母のなかの小さき仕草少しづつ鮮明になりひととせの過ぐ
9
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横井 信
雨音を 数えるように 聴きながら 路線橋に 咲く傘の花
15
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詠み人知らず
切なさが溶け出しそうで目を瞑る 灰白色の淡つかな空に
13
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詠み人知らず
口、喉の細菌殺し増殖を防ぐ成分口内に留めよ
6
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詠み人知らず
その名こそ空けが如く聞こゆれど 花言葉では先駆者の木瓜
10
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葱りんと
白一面 花見当たらず 寂しいと 思うな稚児らの ジャンバー咲いてる
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葱りんと
仕事終え 駐車場から見る星に 「頑張ったよと」 勤務報告
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光源氏
なき人の面影しのぶ藤衣ともしびゆらぐ春のさびしさ
14
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工藤吉生
釣り針に小さな虫をつけている時は器用に見えていた父
4
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詠み人知らず
充電を受け付けなくなるゲーム機の明滅を持つ たなごころに詞
5
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滝川昌之
壮大な墨絵のような雨雲が水平線から浜を窺う
18
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まほろ
箸先で割るゆで卵の黄身は散り名残のおでんに春の花咲く
13
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へし切
世の中に宮仕ふひとの勤めとて命にかえるもののあるかは
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詠み人知らず
ふぅと吐く春に膨らむ封筒を届けられないメランコリック
11
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詠み人知らず
スウィッチの画面立ての上にスマホ置き二人で板くれ見る小ささの
5
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葱りんと
義務教育 終了したと 君の名が 呼ばれたよ今 何しているかな
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